足圧を学びながら自身も健康へと導く

足圧波動法(良知流足圧術)を正しく覚えるには、体幹バランス(コアエナジー)の扱い方を身に付ける必要があります。

しかし、世間一般に見かける様々な足を用いた施術の多くは、あまり体幹がフォーカスされていないのが実情のようです。どちらかというと、足先の使い方、小手先の技術を手早く覚え、表面上はできるように仕上げて「完成」といったところでしょうか。

そもそも、なぜ体幹が重要なのかというと、体幹が使えていないと真っ当に体重をかけることができないからです。これはあらゆるスポーツ・ダンス・運動法において、根本は共通していて、特に奇をてらった話をしているわけではありません。

では、体幹の使い方が不得手でも、体重が重ければいい?と思われるかもしれませんが、残念ながら体重があるだけではうまくいきません。足圧波動法はただ踏むだけではない、圧の質が問われる技法なので、施術者の重心を施術を受ける相手に澱みなく届けなければ施術効果は上がらないということです。
こうして、体幹にフォーカスしながら足圧波動法の技術向上を重ねると、施術者本人にも多くのメリットが表れます。

例えば、体幹が整うことで、立ち姿勢が良くなる、座位姿勢が良くなる、歩いても(走っても)疲れにくくなる、肩、腰、膝への負担が少なくなる、身体の循環や内臓の働きが活発化して全体的に元気になる等々。

特に、現代人のライフスタイルは姿勢が崩れやすく、非効率な身体の使い方をしている方が大多数だと考えられます。だからこそ、足圧波動法を学ぶことによって、他者を健康にしてあげられるのはもちろん、施術者自身の健康度が根本からアップグレードされる恩恵も期待できるのです。

学院長

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