竹の棒(足技足圧竹棒)を持ち、足で施術を行う「良知式足圧術」(別名:足圧・足技波動法)は、宗家(善治朗)が考案した独自の技術です。
足技宗家の施術は、たんに「踏む」のではありません。
手とは違う、しかし手のように繊細な動きが可能な技術です。
竹の棒を支えとし、足の踵を中心に広い面積を体表に当て、治療するポイントを面として捉え、波のようなリズムとエネルギーで施術を行います。
また、外傷による関節・筋肉・筋膜等の炎症を促進させる発痛物質を血液中に発散させることで、痛みを和らげる効果もあります。
さらにこのフットテクニックが、関節の補助的運動を促進させ、関節包の圧を正常位に一定に保持させることにより、筋肉の付着部・靭帯に弾力を持たせるので、関節の運動がスムーズに行えるようになるのです。その結果、身体の筋バランスを整えることにつながります。
日本伝統の武術の流れを汲む良知流足圧術(足圧波動法)
足圧宗家(正派足圧宗家家元):善治朗の家系(良知家)には、戦国大名武将・今川氏の末裔として、代々今川療術が伝えられてきました。
良知の姓とは、「己を良く知り誰であるか忘れることなかれ」を意味しています。ただ、珍しい姓ゆえに、人に尋ねられたら敵に悟られぬよう「己を良く知れ と、ただ答えよ」とされていました。
善治朗が幼少期から鍛錬し、継承している今川療術には、主として足と手によって施す技術がありますが、それをさらに磨き上げたもののひとつが、「良知流足圧術」です。
(足圧という呼称も善治朗により考案されました。)
良知流足圧術(足圧・足技波動法)は、インド、中国を経て伝わったとされる楽健法や、古くは日本の修行僧が足を用いて行っていたとされる、いわゆる「足の裏で踏みつけるだけ」の技法とは別物であり、波のような波動圧を主体としています。古くより武士の家系に伝わる療術がこの波動法の礎なのです。
世界各地に伝わる足を用いた施術法
足圧波動法以外にも、世界各地で足を使用した伝統的な施術法が見られ、以下のような4ジャンルが今日まで伝えられています。ただし、治療に特化して発展したという一面は足圧波動法ならではの特徴です。 ウリチル(南インド):施術を受ける人の体にオイルを